キーワード選定能力を磨くためのキーワード検証方法(独自ドメイン版)
トレンドアフィリエイトで最も重要な「キーワード選定能力」を磨くためには、アクセス数を見ているだけでは不十分です。
アクセスが集まった場合も集まらなかった場合も、キーワード選定のプロセスのどこに原因があって、なぜそのような結果になったのか検証する必要があります。
キーワード選定が正しかったか検証する
独自ドメインを取得してWordPressで作ったブログは初めの頃、あまりにも弱く、かなり隙間を狙わなければ上位表示は困難です。
ですから最初はブログを強くするために、記事を量産することに力を注がなければいけません。
キーワード選定→記事投稿の繰り返しです。
キーワード選定と記事投稿だけに専念していても、アクセスが集まっているかどうかぐらいは当然気になるでしょう。
「この記事は意外にアクセスが集まったな」とか「もっとアクセスが集まると思ったのに」と一喜一憂します。
でも、こうやってアクセスが多いか少ないかを見るだけで、キーワード選定能力は上がっていくのでしょうか?
多少は感覚的にコツをつかんでレベルアップするかもしれませんが、それでは古い考えの中小企業経営者のようです。
いわゆる「どんぶり勘定」、「勘」と「度胸」に頼った判断です。
もちろん時にはそれも大切ですが、今やいくらでも分析ツールがたくさんあるので、きちんと検証していくべきです。
多少時間はかかりますが、狙ったキーワードが正しかったかどうか必ず検証します。
この検証がキーワード選定能力を高める早道なのです。
キーワードの検証方法
では何を検証していけばいいのでしょう?
単純に言えば、次の2つです。
- なぜその記事にアクセスが集まったのか
- なぜその記事にアクセスが集まらなかったのか
なぜアクセスが集まったのか
まずアクセスの集まった記事を例に検証してみましょう。
アクセスが集まるには次のどちらかの条件をクリアしなければなりません。
- 狙ったキーワードで上位表示され、そのキーワードに多くの人が関心を持っている
- 狙っていないキーワードで上位表示され、そのキーワードに多くの人が関心を持っている
狙った(あるいは狙っていない)キーワードで上位表示されていても、関心を持つ人が少なければアクセスは集まりません。
逆に、関心を持つ人が多くても、狙った(あるいは狙っていない)キーワードで上位表示されなければアクセスは集まりません。
下の表を見ると、アクセスが多く集まった時の要因は2つ(①⑤)あり、アクセスが少なかった時の要因が6つ(②③④⑥⑦⑧)あるのがわかります。
キーワード | 検索順位 | 検索数 | アクセス | |
---|---|---|---|---|
狙ったキーワード | 上位表示(1ページ) | 多い | 多い | ① |
少ない | 少ない | ② | ||
2ページ以降 | 多い | 少ない | ③ | |
少ない | 少ない | ④ | ||
狙っていないキーワード |
上位表示(1ページ) | 多い | 多い | ⑤ |
少ない | 少ない | ⑥ | ||
2ページ以降 | 多い | 少ない | ⑦ | |
少ない | 少ない | ⑧ |
そして、この中で実質的にキーワード選定が成功していると言えるのは①番だけです。
5番目はまぐれですから....
つまり、アクセスが多かったときには、まぐれじゃなかったかどうかを確認し、まぐれであればそのキーワードを思いつかなかったのかを振り返ります。
なぜアクセスが集まらなかったのか
次にアクセスが集まらなかった場合です。
アクセスが少なかった時は上記の表のうち②③④のどれに当てはまるのかを確認します。
意図したものではないので、⑥⑦⑧は検証をしても意味がありません。
つまりアクセスが少なかったときにコントロールできる失敗要因は次の3つだけだということです。
②上位表示できたが検索人数が少なかった
③検索人数は多いが上位表示できなかった
④検索人数が少ない上に、上位表示もできなかった
ここで改善するのは2つだけです。
- 上位表示できなかった
- 検索人数が少なかった
上位表示できない
上位表示ができないということは、ライバルチェックが甘かったということです。
WordPress+独自ドメインのサイトの初期段階では、無料ブログと違い色々なサイトに負けます。
しかしある時期から負けていたサイトにも勝てるようになってきます。
ですから自分の今のブログでどんなライバルに勝てるのかは常にチェックしておく必要があります。
せっかく勝てるようになってきているのに、いつまでもそこそこの検索人数のキーワードばかり狙っているのはもったいないことです。
検索人数が少ない
この場合、キーワードをメインキーワードと複合キーワードに分けて考える必要があります。
メインキーワードそのものの検索人数が少なかったのか、それともメインキーワードは多いのにそれにあわせて検索するだろうと選んだ複合キーワードが間違っていたのか。
もしくはメインキーワードも複合キーワードも需要がなかったのか。
メインキーワードについては、Googleのキーワードプランナーを使えば、検索の母数はわかりますので、事前に調査を怠っていたことが考えられます。
未来予測記事などで需要が増えるだろうと予測し、検索母数が少なくてもキーワードとして選ぶことがあります。
これは予測した時期にアクセスがあれば問題ないですよね。
「この若手女優はいずれブレイクするんじゃないか」という時期のわからない未来予測の場合は、待つしかありません。
複合キーワードは、Yahoo虫眼鏡などの関連ワードを使っているなら需要がないということはないはずです。
複合キーワードとして使用されるだろうと連想して決めた場合は、連想がうまくいかなかったのでしょう。
検索順位は日々変化する
検索順位を調べるツールとしては「SEOチェキ!」が有名ですね。
しかしこういった無料ツールは、調べた瞬間の検索順位を表示してくれるだけです。
検索順位は日々変化します。
はじめは圏外だった記事が、翌日には1ページ目に表示されることもあります。
1ページ目に表示されていた記事が、他の強いブログに追いやられて2ページ目にいくこともあります。
逆にサイトが強くなればどんどん上位に表示されるようになってきます。
ですから瞬間的な順位だけを確認しているだけでは、誤った判断をしていまう可能性があります。
だからといって過去に投稿した記事を毎日、無料ツールで調べるのは膨大な労力を要します。
そこで有料ですが、かなり使いやすいツールをご紹介します。
「検索順位チェックツールGRC」です。
このツールは1度、ブログ記事のURLと狙ったキーワード(複数可)を登録しておけば、毎日、検索順位をチェックすることができます。
チェックするには毎日ボタンをクリックする必要がありますが、ワンクリックだけで登録した記事すべての検索順位が表示されます。
グラフも表示されるので、日々の変化がよくわかります。
はじめは圏外で、キーワード選定を誤ったかなと思っていると、翌日、上位になっていて間違ってなかったんだというケースもよくあります。
無制限に利用するには、年間10,000円近く必要になりますが、この機能を考えると決して高い投資ではありません。
URLと検索語数に制限のある無料版がありますので、一度試しに使ってみることをおすすめします。
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