トレンドアフィリ キーワードプランナーの見方には注意!

トレンドアフィリエイトの実践で最も重要なキーワード選定。キーワードを選ぶ際、まず初めにそのキーワードにどのぐらい検索ボリュームがあるのかを調べますが、そのツールとしてキーワードプランナーを利用している場合、特にビッグワードもどきや複合キーワードの見方には注意が必要です。

 

キーワードプランナー 検索ボリュームの見方(基本)

ターゲット設定を日本にしておく

例えば「SEO」というキーワードの検索ボリューム(検索数)を調べると、下図のような結果が表示されます。最も多い3月で1,160,720回検索されています。

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しかし左側のターゲット設定を見てください。ターゲット設定が「すべての地域」になっています。特に「SEO」等アルファベットのキーワードは他の国でも検索されます。国内向けのブログを作っている場合は、ここを「日本」だけに変更しておきます。

 

「すべての地域」をクリックすると、下図のような画面が表示されますので、「日本」と入力して、リストの中から「日本」の右側にある「追加」をクリックし、保存します。

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ちなみに日本から「すべての地域」などに戻す場合は、右側の削除をクリックすればリセットされます。ターゲット設定の言語が「すべての言語」になっている場合はこちらも「日本語」に変更しておきます。こちらはプルダウンリストの中から選択するだけです。

 

日本国内のみにすると以下の様に、結果が変わりました。「すべての地域」の場合と比べて5分の1程度です。

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検索ボリュームはどこを見るか

さて、この結果ですが、純粋に「SEO」と検索された回数ではありません。実際に「SEO」というキーワードだけで検索された回数は下図の赤丸の部分です。12ヶ月間の月平均検索ボリュームは40,500回です。更に5分の1になりました。左のグラフのマークをクリックするとグラフが出てきます。

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上の図の199,360回というのは、「SEO」というキーワードだけでなく、SEOに関連性の高いキーワードも全て含まれています。SEOに関連性の高いキーワードは下の図の赤で囲まれたキーワードのことです。一番下を見ると「SEO」と関連性の高いキーワードが473個あることがわかります。

「SEO」の40,500回と、「SEOチェキ」27,100回から、一番最後の「ケータイSEO」の10回まで全ての月間平均検索ボリュームを合計すると199,360回になるということです。※厳密に言うと、199,360回は6月のみの数字ですので、12ヶ月の平均である178,000回となります。

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固有名詞の検索ボリュームは一番上のグラフで確認

次に「マツコ・デラックス」の検索ボリュームを調べてみます。このように世界に2人といない人の名前など固有名詞の場合は、ターゲット設定の地域や言語を「日本」に変更しなくても、検索ボリュームはほとんど変わりません。11月で339,350で、誤差140回です。

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「SEO」の場合は、「SEOチェキ」などのツール名称や「SEO業者」「SEOセミナー」など業者やセミナーを調べるキーワードが含まれます。しかし、マツコ・デラックスの場合は、本人に関することしか調べないため、「マツコ・デラックス」という単体のキーワードの数もそこまで少なくはなりません(11月 246,000)。

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また、関連性の高いキーワードに「マツコ・デラックス」を含むキーワードはなく、「マツコ・デラックス ◯◯」という複合キーワードがほとんどです。純粋に「マツコ・デラックス」の何かを知りたい検索なので、最上部のグラフの数値を参考にしてキーワード選定しても問題ありません。つまり、トレンドアフィリエイトで芸能人・有名人の名前をメインキーワードにする場合は、見方をあまり気にする必要ないということです。

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キーワードプランナー 検索ボリュームの見方 ここに注意!

ビッグキーワードもどきに注意!

次は「グルメ」というキーワードの検索ボリューム調べてみます。

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最も多い7月で5,565,510回です。これだけあればかなりのビッグキーワードです。「東京 グルメ スイーツ」などの複合キーワードを使えばかなりのアクセスが見込めるかもしれません。

しかし、「グルメ」のみのキーワードを見てみると、同じ7月でわずか33,100です。5分の1どころか20分の1程度です。

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関連性の高いキーワードを見てみましょう。ちなみに「月間平均検索ボリューム」の項目をクリックすると、数の多い順、少ない順に並べ替えることができます。

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1番多いのは「ラーメン」301,000回です。グルメの「グ」の字も含まれていません。2番目も、3番目も「グルメ」の文字は含まれていません。やっと「グルメ」が出てきたかと思ったら、ドラマ化された漫画のタイトル「孤独のグルメ」です。

 

「東京 グルメ」「大阪 グルメ」などのキーワードはいつ出てくるのでしょう?

41番目にしてやっと「名古屋 グルメ」が出てきました。42番目が「大阪 グルメ」、「東京 グルメ」は46番目で、14,800回でした。「グルメ」というキーワードの検索ボリュームが多いからといって単純にそれを含めた複合キーワードも需要が多いというわけではないのです。

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このようなキーワードの検索ボリュームを調べる時は、関連性の高いキーワードでも「グルメ」という文字が入らないキーワードは除外するように設定します。

左のメニューのキーワードオプションの横のペンマークをクリックします。次に「入力した語句を含む候補のみを表示」の左をクリックします。

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すると、数はかなり減りますが、関連性の高いキーワードは「グルメ」を含むキーワードだけになります。

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「孤独のグルメ」がダントツですが...

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複合キーワードに注意!

次は、複合キーワードの検索ボリュームを調べます。例えば「ココナッツオイル ダイエット」。複合キーワードの場合、少し注意が必要です。単純に「ココナッツオイル ダイエット」と入力して一番上のグラフを見るだけでは判断を誤ってしまいます。

複合キーワードを調べる前に、まずはメインキーワードである「ココナッツオイル」に需要があるか調べます。どんどん下がっていますが、最も多い時で1,129,470回です。

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「ココナッツオイル」単体だけの検索ボリュームも、同じ1月で673,000回あります。

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まずまずの検索ボリュームがあることがわかったので、「ココナッツオイル ダイエット」という複合キーワードを調べてみます。すると、同じ1月で2,681,230回。「ココナッツオイル」だけで調べると1,129,470回だったのに何故か増えています

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トレンドアフィリエイトでは、複合キーワードにすれば検索需要は減るのが常識です。メインのキーワードだけより、2語,3語と増やすほど検索する人は少なくなります。なのに、検索ボリュームが増えています。不思議ですよね。

これは、「ココナッツオイル」と「ダイエット」の両方の検索ボリュームを合わせた結果が表示されているからです。もう少し詳しく言うと、「ココナッツオイル」に関連性の高いキーワードと「ダイエット」に関連性の高いキーワードの検索ボリュームがすべて合計されているからです。関連性の高いキーワードを見てみましょう。

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「ココナッツオイル」を含まない「ダイエット」が1位です。2位の「ココナッツオイル」を除くと3位以下は「ダイエット」に関連するキーワードばかりです。

「ダイエット」のような超ビッグキーワードをサブキーワードにする場合は、その複合キーワードと完全一致するキーワードの検索ボリュームを調べた方がいいということですね。この例の場合は「ココナッツオイル ダイエット」という複合キーワードです。最も多い3月で110,000です。

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