WordPress 内部リンクを貼るとコメントが!?~セルフピンバック停止の方法
WordPressで内部リンクを貼ると、コメントが届いて承認待ちになっています。
読者からコメントが届いたのかと思って見てみると、どうも自分のサイトのタイトルが表示されているようです。
実はこれ「セルフピンバック」というWordPressの機能なのですが、どう対処したらいいのでしょう?
セルフピンバックとは
WordPressでブログ記事を書いていて、自分のサイトの過去の記事を引用したり、逆に、過去の記事の中で新しく書いた記事を紹介するためにサイト内でリンクを貼ることがあります。
サイト内の回遊率を上げるためには積極的にやっていった方がいいのですが、内部リンクを貼るたびに、コメント欄に承認待ちのコメントが届いてしまいます。
コメントの画面には、作成者の欄にリンクを貼った側の記事タイトル、コメント先の欄にリンクが貼られた側の記事タイトルが表示されます。
WordPress初心者にとっては「何だこれ?」って感じです。
これはWordPressのピンバックという機能が働いて届いたものです。
そもそもピンバックというのは、他のサイトにリンクを貼った時に、リンクを貼ったことをそのサイトの管理者に自動で知らせてくれる機能です。
他のサイトが自分のサイトにリンクを貼ったときも、自分のサイトにコメントとして送られてきます。
いずれの場合も、両方のサイトがピンバックを送受信する設定をしていなければ送られることはありません。
そしてこの機能は、自分自身のサイト内でリンクを貼った場合にも働きます。
これを「セルフピンバック」と言います。
では、これを承認待ちになっているからといって、承認したらどうなるでしょう?
リンクを貼られた記事の下に、フィードバックが表示されてしまいます。
自分の記事からフィードバックが届くのはおかしいので、承認せずに削除しておきましょう。
しかし内部リンクを貼るたびにいちいち削除するのも面倒です。
そこで、セルフピンバックが届かないようにするための方法を3つ紹介します。
セルフピンバックを停止する3つの方法
プラグインを使う
こういう時はプラグインを使うのが最も簡単です。
セルフピンバックを停止するためのプラグインとしては「No Self Pings」がメジャーです。
ただ、この記事を書いている時点で「最終更新: 5年前」となっています。
WordPressのバージョンもどんどん新しくなってるので、きちんと機能するか不安です。
でも「No Self Pings」はインストールして、有効化するだけなので試しにやってみてもいいでしょう。
5年も更新されていないものは使いたくないという場合は、「WP Total Hacks」がおススメです。
このプラグインは、セルフピンバックを停止するためだけでなく、他の機能もついています。
設定は必要ですが、簡単にできます。
「WP Total Hacks」をインストール・有効化します。
WordPress管理画面>設定>WP Total Hacksをクリック。
上のメニューから「投稿&ページ」を選択。
「セルフピンバックを停止」をクリック。
プルダウンメニューの「有効化」を選んで「変更を保存」をクリックすれば設定完了です。
これまで放置しているコメントはそのままですので、削除しておきましょう。
functions.phpにコードを追加する
プラグインを入れるとサイトが重たくなるので、できるだけ入れたくないという場合は、functions.phpに以下のコードを追加してください。
これだけでセルフピンバックは停止されます。
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function no_self_ping( &$links ) { $home = get_option( 'home' ); foreach ( $links as $l => $link ) if ( 0 === strpos( $link, $home ) ) unset($links[$l]); } add_action( 'pre_ping', 'no_self_ping' ); |
コードを追加する位置については注意が必要です。
functions.phpの編集画面を開くと、一番上に「<?php」、一番下に「?>」があります。
これらが始まりと終わりの印になります。
そしてこれらの間に各機能のコードが書かれています。
それぞれの機能は、function・・・・・・からadd_action( ○○○○○ );でひとつの機能を表しています。
ですから新しい機能を追加するときには、機能と機能の間に追加します。
一番下に入れた場合はこのようになりますので、面倒な場合は同じように追加してみてください。
コードを追加する前には必ず「functions.php」のバックアップをとっておきましょう。
賢威テンプレートを使用している場合は、「functions.php」も「design.css」と同じ場所にあるので、バックアップのやり方はこちらの記事を参考にしてください。
WordPressデザイン変更前にFTPソフトで簡単バックアップ
リンクを貼るときにひと手間
プラグインも入れたくないし、「functions.php」にコードを追加するというのもよくわからないという場合は、リンクを貼るときにちょっとひと手間加えましょう。
上の「WordPressデザイン変更前にFTPソフトで簡単バックアップ」のように、この記事にリンクを貼る場合、いつもなら
URLは http://yudnaliatah.com/ftp-backup-1406
ですが、独自ドメインを除いた
/ftp-backup-1406
だけにします。
このひと手間でセルフピンバックは停止できます。
こんにちは!
ランキングからお邪魔しました^^
私もゆくゆくは、WordPressを使おうと思っているので、
勉強になりました!
また遊びに来ます!
応援ポチさせていただきました♪
こんにちは、あゆみさん。
ゆどです。
コメント有難うございます!
参考にして頂いて何よりです。
こんにちは!いつもサイト構築の参考にさせていただいています。
質問です!
functions.phpにコードを追加する場合、どのあたりにコードを入れれば良いのでしょうか?
こんにちは、じゅんさん。
いつも参考にして頂いて有難うございます。
functions.phpにコードを追加する場所については、記事を追加しましたので、そちらを参考にしてください。
簡単なのは編集ページ最下部の「?>」のすぐ上です。
[…] WordPress 内部リンクを貼るとコメントが!?~セルフピンバック停止の方法 | WordPress×賢威で稼ぐトレンド講座に、分かりやすく解説されていました。 […]
[…] 加するなど、いろいろな対処法があるようです。 >> セルフピンバックの対処法についてのゆどさんのブログ記事はコチラ でも、まずは自分のワードプレスの[設定]をちょっ […]
ゆどさん、はじめまして。
はるにれです。
1ヶ月くらい前から、
内部リンク貼ると変なコメントがついていて
「何だろう」って思っていました。
それでネットで調べたらゆどさんのブログに
たどりつきました。
それまで「セルフピンバック」という言葉も知らなかったし
対処法も知りませんでした。
助かりました~
でも私の場合、ブログの設定がおかしかったみたいで(笑)
でも、役に立つ情報ありがとうございます。
応援して帰りますね
お役に立てて良かったです。
応援ありがとうございます!
[…] 詳しく説明されているサイトさま発見: […]